福井といえばそばでしょ。
JR福井構内にある立ち食いそば屋「今庄(いまじょう)そば」。
これは朝の風景でオヤジばっかなんだけど、夕方とか夜遅くとかは女性の姿もみられます。
近くを通るとふわ〜っとダシの香りがだよってきて、誰でも食欲をそそるはず。
小銭を握りしめ、群がるおっさんたちに割り込み、厨房のおばちゃんに注文しましょう。
ぶっきらぼうだけど、確実な腕さばきで作ってくれます。
これは駅内のどこでも食べられ、プラットフォームにもお店はあるから改札をくぐってもダイジョウブ。
むしろそっちの方がすいててゆっくり食べられます。
価格表じゃなくて「定価表」っていうのか…。
ほかに名物「にしんそば」や「おろしそば」も食べられます。
でもこの辺のちょいランクが上がるやつは、街中にあるちゃんとしたそば屋で食べたほうがおいしいかも。
うどんは「べーつに」っていうものなのでおすすめしません。
一番下の「容器代60円」というのは、どんぶりをそのまま電車に持って乗り込んでもいいってことです。
やるでしょ、福井駅&今庄そば。
ちなみに、上記を福井弁で言うと「どんぶりもてらぁ、汽車乗ってもだんねんにゃ」。

「かけそば」250円。
トッピングはかつおぶしとねぎのみ。
ねぎの色がグリーンでしょ。これは「青ねぎ」といって、おそらく名古屋から西の地方にあるねぎは全体の6割が緑という、そういう種類なんじゃないかな。
ダシの味がまた驚きで、関東の「あじさい」や「箱根そば」に慣れた味覚だと思わず目を見張るはず。
薄味と思いきや、塩っけはしっかりあって、昆布だし強めのかつおだしの中に妙な甘さが舌に残ります。
しかも麺がうどんのように太いんだ、これが。
おお、アメージング今庄そば。
冬のJR福井駅構内。
別に特産物展をやってるわけじゃありません。普通の風景です。
町おこし、村おこし、活性化!
空港も新幹線もない福井。
クルマ社会でも、わずかな乗降客めあてに今日もガンバリマス。

県で一番大きい駅で「カニ」売ってるとこっていったらJR福井駅しかないんじゃない、ちょっと。
カニはメスが「セイコ」、オスが「ズワイ」といって、この800円のやつは多分「そとこ」(腹の卵)をもってない「セイコ」だと思う。ちゃんと「そとこ」を持ってるやつでも、海側に行けば1000円前後で買えるんじゃないかな。
オスの「ズワイ」は大きいものだと3万円もして、地元産という証明の黄色のタグが付いています。
大間のマグロと一緒で、地元の人も高くてめったに口にしません。
ほかに甘エビ、若狭がれい、小鯛の笹漬け、へしこ(魚のヌカ漬け)などありマス。
買うべし買うべし買うべし。
福井の冬のおやつといえば「水ようかん」ですね。
99.9%の県民が食べます。これがない家っていうのは糖尿の人がいるとこくらいじゃない?
とにかく、冬といえば「江川の水ようかん」、これでキマリ。
「久保田の水ようかん」ってのもありますが、おそらく類似品だと思います。


雪の降る日、寒い窓際に置いておき、ひんやり冷えたところを付属のへらで切り取りいただきます。
甘すぎず、黒砂糖の素朴な風味がつるりとのどを通れば、雪かきの疲れも吹き飛ぼうってもんよ。
…雪かきはともかく、マジで甘すぎじゃないから辛党のガーでもこれならOK。
3月末までしか売ってない期間限定品というのもしびれますわ〜。
焼肉?いや、なんとなく写真があったので……。
板垣の「つよし」というお店にて。
福井在住の組長こと小沢のなじみの店で、まだまだ田んぼが多く残る一角にあります。
簡素な入り口、テキトーな蛍光灯の照明、高い位置にあるテレビなど、ありがちな地方の焼肉店そのままなのに、いやいやどうして、出された炭火と肉の質でそんなことはどうでもよくなりました。
カルビが900円、ロースも確かそれくらいだったかな。他生レバーとかホルモンとか、三十路男2人が腹いっぱい食って一人2500円ほどってのは妥当でしょ。

焼肉といえば牛角しか行かないひかえめな身にとって、これは衝撃的なウマさでした。
たまにはこういうちゃんとした肉を食べなきゃ。

ところで。
ゴキゲンで飲み食いしてクルマ乗った途端、覆面にサイレン鳴らされたら悲惨ですね。
それが自分の誕生日だったりしたら目も当てられませんね。
「あいつら飲んでるな〜」ってケーサツがずっと外で張ってることもあるそうですよん。
飲酒には気を付けようね。
その名も開高丼!?(全て小沢君の投稿です)
やや大きめのどんぶりにご飯がきゅうきゅうに詰め込まれていて、その上にはセイコ蟹の身がナント!4,5ハイ分もしきつめられています。
写真はハーフ5000円。レギュラーサイズは10000円。
越前海岸の老舗旅館「こばせ」のオリジナルメニューで、作家・開高健が特注で作らせていたことから「開高丼」の名が付いたとか。

『うら1正月明けに行ってきたんにゃけど、食堂で食うんかと思たらオメ、座敷まで連れてかれつんたって。出来るまでに風呂入っての、夜やであんま分からんかったけど、窓の下すぐ海やっちゃ、海。ほんで気分も盛り上がってきて、上がったら来たっちゃ、開高丼。ひっで2贅沢なー。丼のくせに5000円やぞ!学食のカツ丼15杯食えるった。そんで肝心の味はっちゅうと……見た目の豪快さと裏腹に、そのまんま蟹丼やった。蟹自体元々そんな味濃くないで、なんちゅうかパンチがない。ほやけど飯多すぎやっちゃ。なかなかのならんし3、だんだん飽きてきてまうわ、あの量やと。ハーフのハーフ位でいいんちゃうかな。もし2人で食いにいくんなら、5000円の一つ頼んで、後の5000円分で別の蟹料理とか刺身を頼むやり方が絶対いいわ。女将さんにそう言われたもん。
……ほんなら最初にそう言えまー。ちなみに風呂は300円やった』

以上、小沢君のレポートでした。
難解な福井弁の解説を。(1)私、わたし。(2)とても、すごく。(3)無くならないし。
福井のうまいもん
なんとなく福井の食い物集めてみただけです。