第2弾はメバルでいきま〜す。
全体に小型が多くてお造りは苦労しました。

メバルは「春告魚」ともいって、春を先取りする魚。
淡白で上品な白身は脂がしとやかに乗って、口の中でとろけます。
「食材魚貝大百科」(平凡社)によると、メバルの脂肪分は3.5%で真鯛と同じとか。
ちなみに、アジは6.9%、サンマは16.2%だそう。

ん?そういや、敷いてあるのは……白菜??
大葉を買うヒマがなかったんです(2号サンキュ!)。

さばいてたら出てきたメバルの卵。
普通の魚は卵を直接産むのに、なんとメバルは卵胎生という、稚魚を産む不思議な魚なんだって。
卵の中には小さな小さな稚魚がいました。黒いの見えます?
そんなのを慈悲心もなくぶっ殺してしまうなんて、ガーはなんて残酷なんでしょう。

その昔、出家を終えて還俗し日本に帰ってきたとき、僧侶ボケしててうまく馴染めなかった。それを元の普通の日本人に戻すきっかけとなったのが「釣り」だった。小澤と福井の防波堤でアジ釣ったっけ。自然のものを殺生し、それを食してやっと人心地を戻したわけで。

でも一応ね、春のメバル釣りは「産卵後」をねらってるんだけどね。
メバルといえば煮付けでしょ!
酒、みりん、砂糖、しょう油、昆布、しょうがで煮付けます。
「釣魚でつくるおいしい料理300選レシピ集」(辰巳出版)によると、「酒、みりん、砂糖、しょう油の割合が全て同じ量だと忘れない」って書いてあるけど、ガーははっきり言ってテキトー。酒ドボドボ〜、みりんチョロチョロ〜、砂糖サクサク〜、しょう油チョロっと。昆布なんかぶっこんだままだし。落し蓋はアク取りもしてくれるリードペーパーだし。しょうがは皮をむかないとか、さしすせその順番で入れるとか、ちゃんとやってることはそれくらい。どーせ煮崩れちゃうし(笑)。

ただ、魚が小さいから食べづらかったー。
今回の超ヒット作!
揚げ物はあちこち汚れるので自分ではやりたくないんだけど、こいつは大正解でした!
下処理したメバルのエラ上から尻ビレにかけてすーっと切れ目を入れる。塩コショウをして冷蔵庫で冷やす。てんぷらもそうだけど、この「冷やす」というとこがカラリと揚がるポイントじゃないかな。
片栗粉を口の中といわずエラの裏といわず全体にまぶし、180℃の油で揚げる。
油の温度が下がらないように火加減に注意しながら、ジュワーって音がシュワーって音に変わり、浮き気味になってきたら上げ時のサイン。
頭からガブリといってちょうだい!
カリカリ、サクサク、うまいのなんのって。
唐揚げがこんなにうまいのはメバルが淡白な魚だからなのね〜。
頭から尻尾まで全部食べれてカルシウムもたっぷり、ビールが合うんだわ。
(ビールはあきの差し入れ!)


10%の塩水が決め手!
といえば、干物です。
メバルの干物なんて食べたことないでしょ。
実はガーも初めて。ってゆーか、干物なんて作ったことなくて、これまた今回初挑戦!

魚を開いて汚れをそうじする。
10%の塩水(水1リットルに対し塩100g)を作り、20分ほど漬け込む。
魚の水気をじゅうぶん拭き取り、冷蔵庫(!!)で丸1日乾かす。

ジャジャーン!
これがメバルの冷蔵庫一夜干し。
さすがに家じゃ炭火では焼けないけど、ガスでやってもマジでびっくり干物の香り!
味は淡白なんだけど、塩加減もよくて、ほほ〜ってかんじ。
日本酒が欲しくなっちゃいますね〜。
次は何を釣りに行こうかな〜。

さーて。
カガワピンドットコムはすっかり釣りオヤジのサイトと化してきました。タイ料理はいつやるんでしょうか。ってゆーか、タイ語のこともっと書けよって?ですよね〜。指さしに載せれなかった「ボツ単語」のコーナーとか作りましょうか。
Go Go Kitchen!
釣った魚はおいしく食べよう